ムクゲの花と芙蓉の花の違いがよくわからず、調べてみました。
今、我が家の庭でさいているのは、一重と八重のムクゲでした。
ムクゲ Hibiscus syriacus (アオイ科 フヨウ属)
ムクゲはインド・中国原産の落葉樹。乾燥にも強く、荒れ地にも耐えるので庭木の他、道路路側帯などにも植栽されている。種子もよく稔り、自然に若木が発生する。初夏から秋まで花期は長く、1つの花は1日しか開花しないが、次々と開花するので、花が絶えることはない。5つの花弁の中心に大きな雌しべとこれに付着した雄しべが多数ある。淡い紫色のものが多いが、白花や八重咲きなどの品種が作出されている。和名のムクゲは漢名の音読みである。
3年前スイフヨウという名前だけ聞いて、こぼれ種が発芽した小さな(3cmほど)苗を植えておいたのが、今年は50cmほどに成長しました。この葉だけ、青虫がついて穴模様のレース状態です。まだ、お花は咲いていません。ムクゲとは葉の形もぜんぜん違っています。
スイフヨウ Hibiscus mutabilis cv. versicolor (アオイ科 フヨウ属)
スイフヨウはフヨウの園芸品種。花の色が朝は白、午後は桃色、夕方は紅色に変化するので、酔芙蓉と名が付いた。時々気にしてフヨウの花を見ていたのだが、なかなかスイフヨウを見つけることができなかった。夏が過ぎて曇りの日、いつも通っている家の庭先にスイフヨウがあるのを発見した。いつも通るときには桃色の花であるのを確認していたのだが、気温の高い盛夏では朝早くから色が桃色になってしまうようである。気温が下がって過ごしやすくなると、曇りの日には午後まで白い花が残っている。白と赤のコントラストが何とも美しい。
**葉が表はグリーン、裏は紫のリバーシブルで紫蘇のような紫色の花が咲き始めました。
↑のお花の名前はキヌラ?